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君に熱視線゚
第9章 嫉妬
‥なんか…めちゃめちゃ楽しそうだな?


晴樹は外を眺めそう思った


そして、四時限終業の鐘がなり校庭の1年達も散りじりになっていく。


‥あ、苗だ‥


晴樹は校舎に引き返す苗を見つけた。


久しぶりに学食にでも誘ってやろうかと、二階の教室の窓から声をかけようとした瞬間、晴樹の表情が曇る


苗の方に夏目が走り寄った時だった。


夏目は頭を掻きながら赤くなり、何かしきりに苗に言っている。


――!‥なに言ってんだアイツ!?


妙に胸騒ぎがしはじめ晴樹の顔つきがだんだんと険しくなってきた‥









「苗っ!!」

「――?…あ、大ちゃん!! どしたの?」


キャンプを終えたばかりの苗は興奮状態にあり、異様に瞳がキラキラと潤んでいる…


その瞳を見て不意をつかれた夏目はドギマギしてしまった。


……っ苗…‥///…


「何?」

キョトンと自分を見つめる苗にドキドキしながら夏目は勇気を振り絞った!


「あ‥いゃ
あのさっ‥
今度の土曜暇か?‥///」

「今度?‥バイトだょ‥
なんで?」


…バイト!?

「あー…と…じゃあ、他に暇な日は?」


夏目は粘ってみた…
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