この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
君に熱視線゚
第9章 嫉妬
「それは知らん!!」
「堂々としすぎて余計に怪しいですよ…」
「……っ…」
「……あと、貴志(たかし)にも動いて貰うけど今回は組とは全く別問題だからそれ担当の人にも口きいてて欲し…」
「ああ…気にするな。そっちも俺が担当だ…少年課と切っても切れない……そんくらいガキが手に追えなくなっちまってな。
お前らみたいにやるだけやんちゃやって、とっとと卒業してくれりゃいいんだが…
大人になっても抜け出せないのが増えてる…
遊び方の下手な奴らが増えてんだよ」
「‥‥‥なんか、相当、俺らが悪い事したような言い方しますね……
「記憶にないのか?」
「うっ……」
「まあいい。ところで、どうする? 完全に潰すのか?それとも……」
「辞めてから一度も顔出してないからどんな奴らがいるか解らないけど……まとめるつもりでいるよ…
あいつらだって居場所が欲しいだろうから、解散するのは簡単だけど‥‥それやったら結局あぶれた奴らが中途半端にチーム作って暴れるだろ? そうなったら、俺はもう口出せないからさ…」
「‥‥なるほど!
さすが、会長の秘蔵っ子だな!! お前に期待してる意味が解る!」