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君に熱視線゚
第10章 無敵伝説

そして、かわりに晴樹が口を開く‥
「とりあえず、今度の土曜日から清掃期間だ‥‥」
― せいそう期間て何ですか?
シバかれた良二にチラチラ目を向けメンバーの一人が怯えながら質問する
「簡単に言えば環境保全だな」
― …簡単じゃないっス
余計に意味が解んねぇッスよ
「──…」
学があるか無いかの違いだった。
「あぁ、わかった…じゃあ説明すると‥今度の土曜日から、デスナイツのメンバーは集会の度に奇襲を受ける‥‥
要は腕も立たねぇのに中途半端な考えでにチームに入った奴らは片付けられるってことだ‥掃除されるってことだよっ‥
はっきり言って下がまとまらねぇってことは‥‥お前らがナメられてるってことだ‥
シメる時にシメてねぇからカスが増えたんだろ?
掃除はゴミが溜ってからすると骨が折れるんだよ。
マメにしねぇから今回みたいな結果になる‥‥
大体、頭(トップ)に面通しもしねぇでチームの名を語らせるたぁどーゆぅつもりだ!??あぁ!?
テメェら面接もしねぇで雇う会社なんて何処にもねぇだろ!??それと一緒だ!!
お前らも腕に自信のない奴はやめりゃぁいい‥‥
篩(ふるい)にかけて最終的に残った奴らをメンバーとして認めてやるっつってんだよ、要は!
カス共には奇襲は内緒だ‥よそのチームには喧嘩好きな奴らもいるだろうからお前らも覚悟しておけよ!!」
晴樹は語り終えると不敵に微笑する‥‥

