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君に熱視線゚
第10章 無敵伝説
『‥‥‥あー、苗?
俺だけど‥わかる?///』
‥なんか、電話って照れるな///
苗の声を確かめ、夏目は土曜日の予定や待ち合わせを確認した‥‥
そして、一番気になってることを聞いてみる‥‥
『あのさ‥‥土曜日は何時くらいまでに帰ればいいのかなって‥思って///』
そう、夏目は実は400㏄のバイクの免許を持っていた
‥‥食事をして映画をみたら二人で港近くまでツーリングに‥‥そう考えていたのだ
そして、テトラポットに腰掛け夏の星空を眺めながら苗の肩を抱き寄せ愛を囁く‥‥‥
熱く見つめる大介を前に苗はうっとりとしながら瞳を閉じた‥‥‥
夏目の
サマーLoveシナリオは完全に出来上がっていた。
「時間?ウチは放任主義だからあんまうるさくはないよ‥居場所だけ連絡しとけば大丈夫だけど、とりあえず映画観たら帰る。他にすることないっしょ?別に‥‥‥」
『あ、あぁ‥‥
それも、そだな‥
(クソッ俺のシナリオが!!──)
じゃあ、終わってから考えようぜ!
‥‥ああ、じゃあな!!』
プッッ―ッ―
‥‥‥‥ふぅっ‥
///──っ
‥‥俺は諦めないからな!
夏目はシナリオ続行を心に誓った…