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君に熱視線゚
第11章 復活際
「ねぇ大ちゃん!コレできる?」
夏目のヒートUPをよそに海を眺めながら苗は隣で不思議な踊りをやっている‥‥
「‥‥‥こ、こうか?」
好きな娘に言われちゃやらない訳にはいかない!
夏目はとりあえず苗の動きを真似した
「そぅ、それを五回繰り返したら次はこの動きっ!! ‥はぁっ‥」
息を切らす苗に比べ夏目は余裕で踊りをこなす‥‥
そぅ苗はビリーダンスをしていた
全く息の乱れない夏目に苗はなんとなく悔しさを覚える‥‥‥
「もぅ! なんで大ちゃん全然疲れないの!??」
‥付き合わせといて逆ギレかょ?…
「‥だって俺…水泳部だもん
こんなんで疲れてたら退部になっちまう‥‥‥」
「///む‥もぅいぃ!!」
夏目の言葉に何も返せず、苗はプゥーと顔を膨らましいきなりしゃがみ込んでしまった
「‥‥え‥な、苗?
苗ちゃん?…
おやぁ、‥どうしちゃったのかな? 苗?」
膝を抱えうつ向く苗の顔を覗き込む‥‥
「―――!?‥‥苗?‥‥
‥‥‥どうした?‥‥」
苗は瞳にいっぱい涙を溜めて我慢していた‥‥