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君に熱視線゚
第1章 きっかけ

「それよりさぁ‥由美のタイプを探さなきゃっ
聞いて中ちゃん!由美ったらさぁ
優しくて、洗練されてて
んで、イカメンのモデルみたいなの見つけて来いだってさ!

どうやって探せっつーのっそんな男!?
ホント、現実を見ないんだから困っちゃうよ」


中島の為にパスタを取ってきた晴樹に苗は簡単に礼を言うと、再び回りの男子の物色を始める

…──おぃおぃ、苗が一番現実見てないってっ
由美のタイプに恐ろしくぴったりハマる人が目の前にいるっつーの!


‥‥でも‥ライバル増えると困るから由美には内緒にしとこっ



中島は今後の策を練りながらちょっと気にかかったことを苗に聞いた…


「ねぇ苗‥‥‥
ちょっと、聞いてもいい?」


「ん?」


「あんたのタイプってどんな?……」


「‥‥‥‥ ルパン‥」

「‥‥‥‥わかった

あんたのタイプ見つけたら紹介してあげる」


「マジっすか?
姉さん!?
‥‥やっぱりダイエットしなきゃ!」


苗はそう心に決め席を立ち上がると鼻歌を歌いだした…

√♪ダ〜イエットは明日からぁ

√…ダ〜イエットは明日からぁ




そして、二杯目のパスタを取りに行った…

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