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君に熱視線゚
第12章 死神降臨
「…っ…余裕こいてんのも今のウチだぜ!?あぁ!?
今日を逃したら次はもうねぇだろうからな‥‥
テメェらの伝説はこの俺が終らせてやらぁっ!!!」
――ザザッ――!!
「クッ‥なんだそれ?」
いきなり突っ込んできた加藤を晴樹はあっさりとかわし苦笑する
「ちっ
んなぁろぉ――!!!」
──ガキッ!
―ドカッ―!!
──バスッ―!!
お地蔵サンの攻撃は見事にかわされ、突っ込む度に晴樹から反撃を受けまくる!!
だが、お地蔵サンは打たれ強かった‥‥‥
‥なんだコイツ?まともに手応えあるのにちっともヨタつかねぇな?
「おりゃぁあぁぁ!!!」
晴樹の攻撃に怯む事なくお地蔵サンは奇声をあげながら突っ込んでくる!
「グァ──!……痛ッぅ
クソッ‥この地蔵野郎っ」
中腰に構え晴樹の腹部めがけ頭から突っ込んできた地蔵の攻撃をまともに受け、晴樹は一瞬息がつまり悶えた!
「ヘッ!わかってるとは思うがよぉ‥‥喧嘩ってのは自分が負けたって思ったら負けなんだよ‥‥‥」
腹を抱え蹲(うずくま)る
晴樹を見据え、地蔵は顔面に思いっきり蹴りを入れた!!
そして貴志達が息を飲む!!