この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
君に熱視線゚
第1章 きっかけ
パック詰め作業も終わり、二人は席に戻って来る。そして、晴樹は中島に話しかけた
「中断させてごめん!
で‥合併の何が聞きたいの?」
「あ‥」
…やばい!何質問するか考えてなかった!
「…聞きたい事があったんだろ?」
「何?兄さん合併について詳しいの?」
… 兄さんって‥‥
「ごめん
君にはまだ自己紹介してないね‥
結城 晴樹だよ。
合併したらよろしく」
晴樹は改めて苗に自己紹介した‥
そして、苗は思いつめたように晴樹の名を呟く‥
「…結城──?
…結、城……?
結‥‥‥‥‥城っ!!?」
「ああ、
これからよろしくな」
「何!?兄さんっ結城の人間なの?」
「あぁ‥何か聞きたい事ある?合併について…」
「・・・はいっ質問!」
結城の人間と聞いて苗は直ぐに質問した。
「どうぞ…」
「え〜とですね‥合併したあかつきには…学費はどうなるんでしょうか!?…
たぶんですね‥そちらの学費と我が校の学費は雲泥の差があると思うのですが!?」
「はぃ、お答えします!
学費はいままで通りの予定です!」
苗の質問に晴樹は、はっきりと答えた