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君に熱視線゚
第14章 つながり
「もぅ!
空気が入っちゃったじゃん!!」
「……悪い」
晴樹から携帯を奪い剥がれかけたシールを指で擦りつけながら苗は文句を言った。
そして、苗は由美にさっそく電話をしてメルアドを教えて貰っている‥携帯操作に苗が夢中になっているため、身重のオカンが一人で昼食を作っていた‥‥
ゲームの時もそうだったが機械操作をする時の苗は集中するせいか‥何故か正座で口がタコちゅぅの形になっている‥
♪〜〜──
晴樹のメール着信音がなった‥
カパ!
――
「‥」
とりあえず、絵文字を使って見たかったらしい‥
そして、再び
───────────
メールが受信されました
───────────
ようだった……。
カパ!
―ちゅぱ(^3^)―
「‥///‥」
密かにニヤける晴樹に苗は聞いた
「ちっちゃい文字ちゃんと入ってる?」
小文字の練習をしていたらしぃ……。
「入ってるよ‥」
そして、苗は同じ、ちゅぱを由美にも送っていたようだった‥
由美から届いたメールには
―きゃっ―
と、返ってきていた‥