この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
君に熱視線゚
第1章 きっかけ
◇
… 自己紹介してもやっぱ、兄さんかよ?
台風一過のような静けさのなか…晴樹はうつ向きながら黙々と食べかけのパスタを口にしている…
そして、中島はそんな晴樹に話しかけようとタイミングを伺っていた…
すると晴樹はパスタを食べる手を止め、うつ向いたままゆっくりと片手で顔を覆う…
「‥‥…‥ぷっ」
ぷっ、の声に驚き中島は晴樹を見つめる…
そんな晴樹の肩は小刻みに震えていた
「‥晴‥樹サン?‥」
中島の問いかけに晴樹は何でもない、と肩を震わせながら無言のまま手をヒラヒラさせる…
が、その数秒後に…
「っぶはっ!ダメっ///
ムリっもう‥ぶふっ!」
勢いよく吹き出した…
「晴樹サン……」
涙目で顔を赤らめあまりのおかしさに声もでない!
腹を抱え悶絶をうつ晴樹はとても苦しそうだった
「あ〜‥‥
っ疲れたぁ‥‥ククッ‥
はぁっ‥‥あのさぁ‥」
残り笑いを堪え晴樹は中島に話しかけた
「俺、聞いてなかったんだけどさぁ‥あの子‥名前なんていうの?」
「‥え、‥苗のこと?‥」
「そう!‥いまの子‥なえ?何 なえ?」
「田中‥ 苗 ……」
… 自己紹介してもやっぱ、兄さんかよ?
台風一過のような静けさのなか…晴樹はうつ向きながら黙々と食べかけのパスタを口にしている…
そして、中島はそんな晴樹に話しかけようとタイミングを伺っていた…
すると晴樹はパスタを食べる手を止め、うつ向いたままゆっくりと片手で顔を覆う…
「‥‥…‥ぷっ」
ぷっ、の声に驚き中島は晴樹を見つめる…
そんな晴樹の肩は小刻みに震えていた
「‥晴‥樹サン?‥」
中島の問いかけに晴樹は何でもない、と肩を震わせながら無言のまま手をヒラヒラさせる…
が、その数秒後に…
「っぶはっ!ダメっ///
ムリっもう‥ぶふっ!」
勢いよく吹き出した…
「晴樹サン……」
涙目で顔を赤らめあまりのおかしさに声もでない!
腹を抱え悶絶をうつ晴樹はとても苦しそうだった
「あ〜‥‥
っ疲れたぁ‥‥ククッ‥
はぁっ‥‥あのさぁ‥」
残り笑いを堪え晴樹は中島に話しかけた
「俺、聞いてなかったんだけどさぁ‥あの子‥名前なんていうの?」
「‥え、‥苗のこと?‥」
「そう!‥いまの子‥なえ?何 なえ?」
「田中‥ 苗 ……」