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君に熱視線゚
第15章 恋心
そして‥苗はいつも通り晴樹の車が止めてある駐車場に向かっていた‥‥
晴樹が苗を送っていることは内緒にするように晴樹に口止めされている‥
『なんで内緒なの?』
『お前を送ってるって知ったら余計あいつら、まとわりついて来るだろ!?
ただでさえ、撒くの大変なのに‥』
『たまには遊んであげればイイじゃん!
その方が落ち着くかもしれないょ?きっと逃げるから追うんだょ!女豹の心理ってやつだね!!』
『そ‥りゃそうかもしれないけど‥』
‥アイツらと遊ぶ時間があったらお前との時間に回すに決まってんだろ!?
っとにコイツはムカつくことばっか!
とりあえず苗は由美にも、晴樹と帰ってるのは内緒にしている‥‥
‥由美‥ごめんね‥‥
苗は兄さんと援交してるから‥‥‥
苗には援助してもらうためのノルマがあった‥
〔毎日一回のキス‥〕
生活のためなんだょ‥‥
苗は心で詫びた‥
従って、由美も毎日の様に放課後の教室に苗を向かえに来る夏目も、何故に苗がそそくさと早く帰るのか理由が解らなかった。