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君に熱視線゚
第16章 温泉旅行
「俺との思い出‥‥
へぇ‥‥‥‥
俺との思い出って‥
裸なわけだ‥‥‥」
晴樹はそう言うと不敵な笑みで苗を見つめながら、部屋の電気をゆっくりと消していく‥‥‥
「に、兄さん‥っ」
「そうだよな‥
せっかく旅行に来たんだ‥
思い出作りも大事だよな‥
じゃあ、俺も作ろうかな‥
苗との裸の思い出‥‥‥」
「ぅ‥‥‥
ご、ごみんなさぃ‥‥‥」
ゆっくりと近より脅える苗の頬に手を添える‥
そして首を傾けながら顔を近づける晴樹から苗は自分の顔を反らした!
「──!?…
契約だろ?‥
毎日一回‥」
晴樹の言葉に苗は、あ、!と思い出した‥
そしてもう一度首を傾げる晴樹の唇を素直に受ける‥
「‥ぁ‥ン‥‥‥ッ‥ぅ」
最近は苗を家まで送った時に苗からしてくれる軽いキスでずっと我慢していた‥
それこそ一秒も触れ合うことのない子供騙しのようなキスで‥‥‥
「苗…」
ただ、そんな軽いキスでも胸が疼いた‥尚更にもっと深いキスがしたいと手を伸ばしかけた事も何度もあった‥