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君に熱視線゚
第16章 温泉旅行
いうこと聞かない苗に少し意地悪するつもりだったのに‥



唇を重ねた途端、抑えがきかなかった‥‥‥







―――ッ‥

体中に電流が走る感覚を初めて味わう‥






好きだという思いが胸に溢れ‥‥‥



熱い部分が欲しいとうめく‥




俺は苗から唇を離しては見つめ、その動作を何度と繰り返した‥‥



「に、兄さんっ

とっくに一回おわっ‥ン」


苗は後ずさりながら俺に告げてくる。でもそんなのは百も承知‥


ただ、やめることができなかった‥‥



『兄さんといると
どこ行っても楽しい♪』


『温泉に泊まる!』



自分から言い出した苗に期待だけが膨らんでいた‥






「苗‥‥













してもいい?…」










いつの間にか壁際まで追い込まれ、揺れる艶やかな瞳で見つめながら聞いてくる晴樹に苗は慌てて首を横振りした



「苗‥どうして‥」

「ぁぅ‥」


「なんでだめ?…」


晴樹は問いかけながら熱い息を漏らし苗の首筋にキスを落とす‥‥
そして優しく苗の髪を掻き乱しながら軽く吸い付くようなキスをえりあしに何度も何度も‥落とした



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