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君に熱視線゚
第16章 温泉旅行

「明日もあるから‥



カメラは帰りの車の中で返してやるっ」


「‥はぃ」



晴樹はそういって苗から取り上げたカメラを自分のバックにしまった



「汗かいたから風呂入ってくる‥‥‥」



晴樹はタオルを手にして苗をちらっと見た


「一緒に入るか?」



苗は首を横に振った‥



「‥だろうな。」




ちょっと怒ったように言葉を残し晴樹は風呂に向かった。











――チャポン‥‥‥





静かな夜‥

月明かりと風呂の和(やわら)かな照明に気持ちが和む‥‥‥



「──フゥ‥‥」

結局、アイツが温泉来たがったのは俺のヌードが目的だったわけだ‥‥



温かいお湯を手ですくい顔をすすぐとこわばった筋肉の疲れが取れていく‥


さっきまでの体の熱りもとれ温泉の心地良さに癒される‥‥‥はずなのに‥‥




切なさがこみあげた‥












どうすれば俺は‥兄さん、を辞められる?

どうすれば俺を男として意識してくれる?‥‥‥



‥なえ‥――ッ

バシャッ!





胸の痛みに歪む顔を晴樹はお湯をすくった手で勢いよくこすった──


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