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君に熱視線゚
第2章 新校舎
「へぇ〜
でも、セレブで優しいなら全然いいじゃん!」
由美は最初の理想のタイプより妥協しはじめた‥
「あっ!確か、足がいように長かったよ
良く思い出したらスタイルもモデルみたいな感じだったかも!」
苗の記憶の復活で由美の瞳はキラキラと輝き始める
「申し分ない!
じゅうぶん過ぎるよ〜
早く会ってみたい!!
だってさ、お金持ちで、
優しくて、モデルみたいでしかも、ちゃんとゲストとホストの立場をわきまえてるんでしょ!?ちゃんと洗練されてるしさぁ
もぅっこの際、イケメンは忘れるっ!
あたし、断然!!結城サンに的を絞っちゃう!」
「うんっ!頑張ってね
由美が兄さんの彼女になったら是非、苗にあのパスタをご馳走して!楽しみにしてるから!」
「わかった、パスタね‥」
苗は合コンの日の夜に合コンの様子を聞く為、電話を掛けてきた由美に飽きる程、兄さんのお勧めパスタの話しをしていたのだ。
そして、中島の隠密作戦も虚しく由美は晴樹狙い撃ちを宣言するのだった‥
ただ、この時、由美&中島にとって強敵な恋のライバルが、まさか!?な人物になるとはとても想定出来る訳がなかった…