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君に熱視線゚
第17章 慕情

「由美!!


生きるか死ぬかの瀬戸際‥


一大事なんだょ‥田中家は」


「──?‥」



そう‥このクソ暑い真夏に水の供給を断たれる‥‥


これほどの恐怖はない…



田中家は孤立断水にあっていた‥‥

近所のおいちゃんが孫の為にちびっこプールにじゃんじゃん水を注水する様子をしりめに、苗はゴミ出し用の台車に30㍑のポリタンクを三つ乗せて登校していた‥‥



そして、朝一番に向かった先は──













―コンコン!

『‥どうぞ‥‥』



渋い声に招かれ苗は室内に入った‥


「理事長!!

1年、N―B組 田中 苗!!

わたくし!朝、早々ながらぶしつけなお願いをしに参りました事をお許し下しゃれ!!」










‥苗ちゃん‥

‥//‥
おパンツが見えとるんだが‥




苗は理事の机の前で片立て膝をがばっとついて頭を下げた!




「なんのお願い何だね?」


お爺は理事長らしく聞き返しながらおパンツを眺める‥


「じちゅは‥‥‥



あの‥‥‥///‥


おみじゅを分けて頂けないかと‥//‥‥」



「ムフぅッ‥//‥

好きなだけ持って
行きなっしゃぃ!!!///」

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