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君に熱視線゚
第17章 慕情
逃げようにもこの荷物では逃げられない!
晴樹はヌーの大群にあっさり囲まれてしまっていた‥
「晴樹!約束は!?
約束はどうなったのよ!?」
「あぁ!??約束!?
んなもん、した憶えねぇよ!!」
‥こうなりゃ逆ギレで乗り切るしかっ‥‥
晴樹は“忘れたふり戦法”をとった!
「──…っ…なにそれ!??
だいたい、二人で何してんのよ!?そんな物に水入れて!?」
「これはっ‥‥‥
これは何に使うんだ?」
晴樹も来たばっかりでまだ、苗に水の用途を聞いていなかった。
そして苗は語り出す‥
「これは生きていくための命の糧(かて)なんだょ。
ある日突然、当たり前に在るものが、当たり前でなくなってしまった時に人は初めてその尊さに気づくんだ――― y豊作―」
「・・・・」
「だから、苗はこのお水を大事に使いたいと思います!!マルッ」
なんとなく周りの衆らは頷くしかなかった。
そして晴樹が戸惑いながら付け加えた‥
「‥と、とにかく
理事長命令なんだよ!
荷物を運んでやれって‥」
「なんで晴樹がそこまで!?」
「俺だって好きでやってる訳じゃ……っ」
言った後に口をつぐんだが遅かった‥‥‥
苗は晴樹のそんな言葉を素直に受け取っていた‥
晴樹はヌーの大群にあっさり囲まれてしまっていた‥
「晴樹!約束は!?
約束はどうなったのよ!?」
「あぁ!??約束!?
んなもん、した憶えねぇよ!!」
‥こうなりゃ逆ギレで乗り切るしかっ‥‥
晴樹は“忘れたふり戦法”をとった!
「──…っ…なにそれ!??
だいたい、二人で何してんのよ!?そんな物に水入れて!?」
「これはっ‥‥‥
これは何に使うんだ?」
晴樹も来たばっかりでまだ、苗に水の用途を聞いていなかった。
そして苗は語り出す‥
「これは生きていくための命の糧(かて)なんだょ。
ある日突然、当たり前に在るものが、当たり前でなくなってしまった時に人は初めてその尊さに気づくんだ――― y豊作―」
「・・・・」
「だから、苗はこのお水を大事に使いたいと思います!!マルッ」
なんとなく周りの衆らは頷くしかなかった。
そして晴樹が戸惑いながら付け加えた‥
「‥と、とにかく
理事長命令なんだよ!
荷物を運んでやれって‥」
「なんで晴樹がそこまで!?」
「俺だって好きでやってる訳じゃ……っ」
言った後に口をつぐんだが遅かった‥‥‥
苗は晴樹のそんな言葉を素直に受け取っていた‥