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君に熱視線゚
第18章 大切な人[前編]
『…あ、あのさ、……
俺と付き合って──…
‥くれるっ?‥かな‥//‥』
「──…っ…」
『苗?…ダメ?…』
夏目はドキドキしながら苗の返事を待った‥
‥苗──…っ…俺っ
すげー不安だよ‥‥‥
なんか言って欲し‥//‥
黙ったままの受話器の向こう側に夏目は訴えるように祈った‥‥
やっぱりムリなんかな?‥
俺、もしかして振られる?
──っ!…くそっ…
やっぱ告るの辞めときゃよかった……
沈黙の時間がえらく長く思え、夏目は息苦しくなってきていた
『苗……ムリならムリで言って欲しい──…っ…じゃないと気持ちが中途半端になるからっ…──
でも、俺は苗のこと本気だから付き合って欲しい!』
夏目はありったけの気持ちを再び苗にぶつけた。
『苗は俺のこと嫌い?』
‥苗──!
頼むからなんか言ってくれよ──!!
‥耐えらんねぇょ…
この状況っ‥//‥
夏目はケータイを手にしたまま自分の胸を鷲掴んだ。
「…ぃぃょ」
『……え…』
俺と付き合って──…
‥くれるっ?‥かな‥//‥』
「──…っ…」
『苗?…ダメ?…』
夏目はドキドキしながら苗の返事を待った‥
‥苗──…っ…俺っ
すげー不安だよ‥‥‥
なんか言って欲し‥//‥
黙ったままの受話器の向こう側に夏目は訴えるように祈った‥‥
やっぱりムリなんかな?‥
俺、もしかして振られる?
──っ!…くそっ…
やっぱ告るの辞めときゃよかった……
沈黙の時間がえらく長く思え、夏目は息苦しくなってきていた
『苗……ムリならムリで言って欲しい──…っ…じゃないと気持ちが中途半端になるからっ…──
でも、俺は苗のこと本気だから付き合って欲しい!』
夏目はありったけの気持ちを再び苗にぶつけた。
『苗は俺のこと嫌い?』
‥苗──!
頼むからなんか言ってくれよ──!!
‥耐えらんねぇょ…
この状況っ‥//‥
夏目はケータイを手にしたまま自分の胸を鷲掴んだ。
「…ぃぃょ」
『……え…』