この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
君に熱視線゚
第19章 大切な人[中編]


『はい、会長‥

何かございましたでしょうか?』


「ぬぁにを流暢に喋ってんだ貴様ぁ」


『は?会長!?』


お爺は村井にヤツ当たりしていた。


「晴樹を出せぇっ

晴樹はどこだぁ!!
あぁ!!?
なんで携帯が繋がらん!?
これじゃ携帯の意味がなかろうがぁ!!ハァ」



興奮し過ぎで息があがる。70代のお爺はこれだけで体力を消耗していた‥‥



『‥‥晴樹サンは知人のとこにいると今朝、連絡が‥‥
それ以外は私もちょっと‥』


「なぁぁにぃっ

わしの苗ちゃんが鬼頭組絡みの奴らに拐われちゃったんだぞ!どう責任取るんだ貴様!?」


『わ、私の責任でございますか!?』


「どんだけぇ!?
いかほどだ!
バカたれがぁ!
なんとしてでも晴樹と連絡を取れ!!わかったな!」


『──…はぃ…』

‥流行語はすぐ使いたがるんだからこの人は‥




短気で横暴、わがままな会長からやっと離れられたと思った矢先に村井にふりかかった事件だった。


結城 茂樹の元、敏腕秘書村井は孫の代の晴樹、担当になってもこの人に振り回されるのだった──


/1031ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ