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君に熱視線゚
第19章 大切な人[中編]
‥今日も泊まる。なんて言ってくれちゃうし‥‥//‥プッシュし続けたかいがあった!
身体だけの関係から何となく抜け出せた──
リエはそんな気がしてウキウキしていた‥
「ごめん、待った?
ボックス行くか?」
「うん‥//‥」
ボックスの方がまったりできる‥‥‥
それに、晴樹の口からごめん。なんて言葉を聞いたのも初めて‥
リエは自分が晴樹の特別になったような気がしていた。
―カラン!
「!‥いらっしゃ‥」
「すいません!!結城って人来てませんか!!?」
「え?
あぁ‥ハルなら30分くらい前まで居たけど‥‥」
貴志も出て行った後に店に入って来るなり晴樹のことを聞く少年に戸惑いながらマスターは答えた
‥結城の制服着てるからハルの後輩だよな。
なんかあったのかな?
こんな汗だくになってハルを尋ねて来るってことは‥
「さっきまでいた!??
‥クソ!入れ違いかよ!!」
険しい表情で呟く少年にマスターは言う
「急ぎの用ならムーンライトってクラブハウスに行きなよ。
そこに居るはずだから」
「ほんとに!?
有難うございます!!」