この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
君に熱視線゚
第19章 大切な人[中編]

マスターに言われ、少年は深々と頭を下げて出て行った‥


クラブハウス‥次に探しに行こうと思ってた場所だ―!


夏目は再びバイクに跨るとその場所へ向かった‥


ことは一刻を争う…


相手がヤクザなだけに、苗に何をするか解らないっ



苗!頼むから無事で居てくれっ…


くそっ!大体、なんでアイツこんな時に携帯切ってんだよ!!?
ふざけんじゃねぇッ!



夏目は晴樹に対しての怒りを彷彿させながらクラブハウスを目指した──














「ねぇ晴樹ぃ‥‥」

「あぁ‥?」


リエはほろ酔い気分で晴樹にしなだれ掛っていた‥

夕べの飲み過ぎが祟ったせいか、酒には手をつけずコーラを口に含みながら晴樹はリエの肩を抱く

そして、キスをしていた‥

リエは晴樹に優しく肩を抱かれるのも初めてだった‥


それでも、晴樹の気持ちはココにない‥


どんなに優しいキスをしても‥そっと肩を抱かれても



晴樹の気持ちはココにはなかった──






うっとりと自分を見つめてくるリエを晴樹は遠い瞳で見つめ返す‥‥‥

今の晴樹の瞳はまるでガラス玉のように目の前にあるモノをただ、映し出すだけにすぎなかった──

/1031ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ