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君に熱視線゚
第20章 大切な人[後編]





──パン────ッ!‥













乾いた銃声と共に晴樹の身体が吹き飛ぶ──













床に転がる晴樹の腕を、みるまに鮮血が染めあげた‥












「この、くそばか野郎が!!
何やってんだよ!!? あぁ!?」




そう言って、晴樹を罵倒した貴志の銃は晴樹に向けられ、放たれた証拠に微かに消炎の香りをくゆらせ熱を帯びていた──




そして晴樹の手から離れた銃を手にし再び怒鳴るっ




「この銃はテメェの命取るために渡した訳じゃねぇ!! 何考えてやがるっ!?」





‥っ‥うで‥‥‥痛てぇ‥


‥しかも、コイツうるせぇ‥






晴樹は貴志に撃たれた腕を押さえ、のっそりと体を起こし虚ろな表情でさっきからあった床の血を眺めていた‥




「おいコラっ!!

テメェ人の話し聞いてんのか!?ああ!?

さっきから言ってるだろぅがっ!!





居た!!…って!





居たんだよ!!お前の女が」











貴志は晴樹の耳を引っ張り鼓膜に向けて思いっきり叫んだ!!





その言葉に床を眺めていた晴樹の顔がゆっくりと貴志に向けられる‥

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