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君に熱視線゚
第22章 君に熱視線゚

‥あひぃっ…
兄さんだッ──



やっと落ち着いた気持ちで苗に目を向けられた晴樹と…

また、睨まれるっ‥

そう思った苗は構えのポーズで顔を覆い隠す──



「──苗ッ!!」



そして、夏目の呼びかけに顔を向けた──



「あっ大ちゃん!!」










‥───って‥はれ?






「‥くなッ…」


──え…?…


熱くてかすれた声が首に吹き掛かる…



「…っ‥行くなッ…」













夏目に走り寄ろうとした苗を晴樹はしっかりと捕まえ抱きしめていた──








「…もぅ…っ



頼むからッ…







俺から離れて行くなよッ…」













苗の肩に顔を埋め震える声で囁きかける‥



もう離さないッ‥



そう心に決めた──




カッコをつけても始まらない‥


みっともなくても構わない──!!



そう心に決めたから‥‥





何にも代えられないっ‥



代わる者もいないッ‥




はっきりとそれがわかったいまだから‥‥‥












苗は誰にも渡せない‥


腕の中の少女は俺の大好きな‥

大切な‥





この世界にたった一人しかいない人だから…

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