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君に熱視線゚
第22章 君に熱視線゚



「ちょ、兄さん?


大ちゃんがっ‥」



夏目の一瞬、泣きそうな表情が気にかかる──



自分が拐われたことで夏目は自分自身を責めたかもしれない。


ここに連れて来られジョージとのカラオケタイムに我を忘れ楽しんでいたが、考えて見れば自分はヤクザに人質として誘拐された身。



‥はっ──…オカン達もきっと心配してる!!

早く帰んなきゃだょっ




「兄さん!!苗も大ちゃんと帰るょ!!

家にも電話しなきゃ」


晴樹は相変わらず苗を抱きしめその腕に力を込める


離さないッ──


そう決めた心が晴樹にそんな行動をとらせていた‥



今更、慌てふためく苗にお爺は声をかけた‥



「あぁ、苗ちゃんの家にはもう連絡してあるから‥

私が夏目クンと帰るから‥

苗ちゃんは命掛けで助けてくれた王子様とゆっくり話しでもしておいで‥‥」



お爺は意味ありげにウインクすると部屋を出ながら先を行く夏目に声をかけていた‥










‥?

命掛けで助けてくれた王子様?



──?!



あ!そうだょ!!

まだ、ちゃんとお礼してなかったっ──


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