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君に熱視線゚
第26章 夏休みの予定
その女子はあからさまに夏目の腕に絡みアピールしてきた。甘ったるい香水の香りに、気合い十分ヤル気満々がうかがえる。
細身の割に胸に自信があるようで絡めた夏目の腕に、グイッ!と胸を押し付けていた‥
「ちょっと‥歌、選びにくいから腕放してくれない?」
そんな女子に夏目はそっけなく腕をほどいた
そして隣にいたダチが夏目をこずく‥
「大介‥頼むょっ
俺、アキにお前紹介するっつってんだからさ!…な?」
「そーゆーことかよ」
どうやらダチは夏目に迫ってるアキって子の友達、ノリエちゃんが狙いらしかった‥
呆れる夏目にダチは小声で頼みこむ‥
「お前どうせフリーだろ?だったらいいじゃん、アキって結構可愛いしスタイルだっていいしさっ…
ちょっとは俺に協力してくれょ‥」
「…たくっ
わかったよ!」
夏目は仕方なくダチに協力することにした
「むぁ〜っ…これすごく美味しいょ!」
‥なんだょ、むぁ〜って?
苗達は晴樹の誘いでグラシアスに来ていた──
今日は秋の新作デザートをいち早く二人にご馳走してくれるという‥