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君に熱視線゚
第27章 任務!

『家っ?
今から言ってもいい?!』



「は!?──

今からって‥//‥
何しに来るんだ!?」


妙にイキイキとした口調で語る苗に晴樹は少々戸惑いを見せていた


『夏休みの課題があるんだょ!
兄さん苗に力貸してょ!!』


‥あぁ‥宿題ね‥‥


「わかった‥
タクシー代出してやるから今からおいで‥」


『うん、わかった!
待っててね!!』――プツ―ツ


「プツ‥って…
電話切るの早ぇな…」


そぅ苗はとことん貧乏性のかたまり‥

電話は的確、手短に!!

それが苗のモットーでもある‥
今から会う相手に電話で長話ししてもお金の無駄だと思っていた‥




晴樹は電話を切ると部屋を見回す‥
そして、何故かベッドシーツを洗い立ての物に変えていた。


‥//‥なんか甘いもんでも用意しといてやるかな?



―カチャ‥プルル‥


『はぃ?』

家の内線を使って村井に連絡する

「あぁ、今からお客が来るからケーキかなんかあったら用意してて」

『お客様ですか?
どなたがお見えで?
好みもありますから、教えて頂けると用意しやすいんですが?』

有能な秘書だからこそ細かい心配りは忘れない‥

「…苗が来るから……」


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