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君に熱視線゚
第27章 任務!
『苗‥さんですか?』
「‥あぁ‥///」
村井の戸惑いが晴樹にも伝わったようだった。
晴樹には村井の戸惑った意味が何となくわかっていた‥‥
晴樹が仕事関係以外でプライベートの客を家に招き入れるのは初めてのことだったからだ‥
村井はついつい秘書としての禁忌を侵してしまった‥
『あの‥苗さんは何をしにお見えに?』
自分の主に対しての余計な詮索‥‥‥
でも、村井は気になって仕方がなかった‥
「‥‥勉強しにだよ‥//」
『ああ、勉強‥わかりました‥
では女性が好みそうなものを用意致します』
何となく照れながら言う晴樹に村井は違和感を覚えていた。
‥苗さんか…晴樹さんも偉くご執心されてるようだな?‥‥とりあえず後で会長に連絡を入れておくとするか‥
遅いな‥
晴樹は時計の進みがえらく遅く思えて落ち着かない‥
自室のソファで横になりながら苗を待ち侘びていた‥
手にしていた携帯をいじり苗が送ってくれた写メを眺める‥‥
そして、思わずニヤケる
口元を手で覆っていた──
―キィーバタン!
‥
敵の陣地に到着‥ぅしッ!