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君に熱視線゚
第27章 任務!
諜報員‥No.001
──コードネーム‥N
彼女は特捜司令部から命をうけ任務遂行に当たっていた──
―カサッ
Nはもう一度、司令書を確認する‥
∞∞
奪取品‥結城 晴樹の身に付けている物──
or──使用済みの物‥
最高ポイントアップ品‥
──歯ブラシ──
∞∞∞
‥ゴクッ‥‥歯ブラシ‥
よし‥姐さん…
幸運を祈ってて!
苗は意気揚々と鼻息をまいてターゲット宅に乗り込む‥
‥ムムッ、これが認証確認センサーだな!?
高い門の脇にあるボタンらしきものを苗は押した‥
―ピンポ〜ン♪
ただのインターホンだった……
―ブツ
『はい―』
「もすもす、苗ですっ」
『はい──…苗さんですね
すぐ開けます‥』
その言葉と同時に門がキィ‥と開きはじめる‥
どうやら自動のようだった
苗は覚悟を決めて玄関まで行くと再び認証確認‥
‥インターホンを押した。
そして扉が開かれ村井が出迎えてくれる。
「こんにちわ。
暑い中大変だったでしょう!──‥?」
「──‥うゎあ」
キラキラとした表情を見せて苗は小さな嬌声をあげる。
自分を見つめる苗の視線に村井は冷や汗をかいていた。
「どうかしました?」
村井は苗のもろタイプだったようだ。