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君に熱視線゚
第27章 任務!
「え?だぃじょびだょっ
薬飲んだら落ち着くと思うしさ」
「ダメだ!寝てろッ
うちに来て調子悪くなったんじゃ俺がお前の親に顔向け出来ないだろ?
ただでさえ、この間の事件のことだってあるのに‥
どのみちその様子なら今日は勉強は無・理・だ!!
全然集中出来てないだろ!??」
「‥ぅ」
巻くしたてる晴樹に苗は言葉を飲み込むしかない。
苗はしぶしぶと晴樹のベッドに潜り込んだ…
―コンコン! ――カチャ
「お薬をお持ちしました。
あと、何か胃に入れてからがいいかと、リゾットを用意しましたが‥食べれそうですか?」
「あぁ、ありがとう‥」
晴樹は村井から薬を受けとり苗にリゾットを差し出す
「これ食べて薬飲んだら少し横になってろよ。」
「ハィ」
‥これは困った‥
どぎゃんすればよかとぉ〜
側では晴樹がピッタリと監視‥看病している…。
苗はシブシブとリゾットを食べ薬を飲みながら策を練り直す‥
「どうした、そんな難しい顔して?」
「べつにっ…」
必死で策を考えていたのが顔に出ていたらしい──
苗は直ぐ様弁解した。
「とりあえず、もう寝てろ。課題なら俺が少しはやっといてやるから、な‥」