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君に熱視線゚
第28章 事件!

―キィ──ッ…バタン!

「じゃあ父ちゃん!!

母ちゃんにも皆にもちゃんと謝るんだょっ

とに、40越えても家族に迷惑かけるんだからっ!」


「ぅ、うるせぇっ‥//

──ところで、苗はどこ行くんだ?」


満作は反抗しながらも武の車から降りない苗に聞く‥武も疑問に思っていたことだった


「引っ越し中の忙しい時に助けてもらったから、お礼に苗も引っ越し手伝ってくるょ!
どうせ家に居たって陸達と遊ばなきゃなんないし」


「おぅ!そうか!!
じゃあ兄ちゃん!!世話ぁかけたなっ
俺の代わりに苗を使ってくれや!ガハハハ!!」


「‥っ」

呆れる二人をよそに大笑いする満作‥




反省の色はまったく見当たらなかった──













「お嬢サン‥


ホントに引っ越しの手伝いに?」


「うん!だってもぅ向かってんじゃん!!」


明るく答える苗に武は戸惑っていた‥
そして、藤代宅に到着する──


作業には若い衆らが暑い中汗だくになりながら取り掛っていた。


「あ!!
お嬢じゃないですかっ
どうしたんすか?!
兄貴と一緒なんて?」


誘拐事件の際に腹痛を起こした苗に薬をくれた政志が声を掛けてきた

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