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君に熱視線゚
第28章 事件!
「あ!マサ兄ぃっ
ちょっとタケちゃんに助けてもらったお礼に苗も引っ越し手伝いにきたんだょ!
何したらいいか言って!!」
「助けて!?
へぇ‥
じゃあ、お嬢!──台所で文サンが昼飯作ってるからそっちお願いしますよ!!」
マサは苗にそう頼み、そして武を見て言った‥
「兄貴‥
お嬢を助けるの好きッスね‥‥‥‥ニヤッ‥」
「──!!?…///…っ
マサッ…てめぇなんだその笑いかたはっ」
マサは赤くなりながら怒鳴る武に言った
「だって‥
極悪修羅道の武って異名を持つ兄貴がですよ?‥‥
この前は親父に言われてお嬢を助けたけど、今度は自分の考えで動いたんすよね?‥‥
しかも、組の引っ越しを後回しにしてまで‥‥ゥプッ」
マサは再びニヤつく
そして、マサの言葉におたおたしている武を見て他の組員も含み笑いしていた。
そう、武は組の者からもそういう風に恐れられている‥
冷静かつ沈着に極悪非道をさらりとやってのける‥
忠誠の盃をかわした御大以外は全てが敵‥
例え仲間内でも隙を見せることはなかった──
そして欲望に翻弄されることなく己に厳しい‥
だからこそ御大も信頼を寄せていたのだ
ちょっとタケちゃんに助けてもらったお礼に苗も引っ越し手伝いにきたんだょ!
何したらいいか言って!!」
「助けて!?
へぇ‥
じゃあ、お嬢!──台所で文サンが昼飯作ってるからそっちお願いしますよ!!」
マサは苗にそう頼み、そして武を見て言った‥
「兄貴‥
お嬢を助けるの好きッスね‥‥‥‥ニヤッ‥」
「──!!?…///…っ
マサッ…てめぇなんだその笑いかたはっ」
マサは赤くなりながら怒鳴る武に言った
「だって‥
極悪修羅道の武って異名を持つ兄貴がですよ?‥‥
この前は親父に言われてお嬢を助けたけど、今度は自分の考えで動いたんすよね?‥‥
しかも、組の引っ越しを後回しにしてまで‥‥ゥプッ」
マサは再びニヤつく
そして、マサの言葉におたおたしている武を見て他の組員も含み笑いしていた。
そう、武は組の者からもそういう風に恐れられている‥
冷静かつ沈着に極悪非道をさらりとやってのける‥
忠誠の盃をかわした御大以外は全てが敵‥
例え仲間内でも隙を見せることはなかった──
そして欲望に翻弄されることなく己に厳しい‥
だからこそ御大も信頼を寄せていたのだ