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君に熱視線゚
第3章 ランチ

ただ、この妹発言も苗達がお嬢軍団のイビリに合わないようにとの晴樹なりの配慮ではあったのだが、この配慮が後々に晴樹を苦しめる事になるのだった‥‥



晴樹は苗にとって完全に
“兄さん”になってしまった‥‥‥

そして晴樹はまだ、その事に気づいていない…





あからさまに嫌な顔をする中島達をお嬢は見ながら思いを巡らす…


‥この、妙に愛想のいい子は別として‥‥‥
後の二人は要注意ね‥‥
絶対に晴樹狙いだわっ!




そして、お嬢達もこの読みが浅はかだったことに気づかずにいた………









「じゃあもうすぐ、午後の授業が始まるんで。
んじゃ兄さんゴチになりやしたぁ!!」


苗は勝手に仕切って席をたった。

その後に続き中島達も席を立つ…
そして帰り際に晴樹が声をかけた。


「じゃあ明後日の日曜な!」

晴樹の言葉に三人共手を振り答える‥
そしてお嬢は晴樹の言った事に目を向いて詰め寄った!


「晴樹!!
今のどーゆうこと!?
日曜にあの子達と何か約束したの!?」


「あぁ【グラシアス】でランチご馳走するってな‥」

その言葉にお嬢の顔色が変わり始める…
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