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君に熱視線゚
第30章 田舎
「ようこそ、お越し下さいました」
ホテルに着くとドアマンがタクシーから荷物を下ろし晴樹を出迎える
そして、フロントへと行き名前を継げた瞬間にフロントのスタッフが慌ててマネージャーを呼んできた‥
「ようこそ、結城様でございますね?
すぐお部屋の方にご案内致します」
‥なんだ、このガキが予約してきたのか!??
若いくせにスイートに連泊なんて小洒落た真似を
マネージャーはひがんでいた。
そして、ホテル側の応対の仕方をみて周りの観光客も晴樹を芸能人を見るような羨望の眼差しで見つめている‥
夏休み中のホテルは人も多くこのホテルは泊まる階で客の上限が見定められるようになっていた‥
もちろん5つ星なりに下の階の部屋も高料金ではあるがその中でもランク付けがされキチッと分けられている
スイートルーム専用のエレベーターに案内された晴樹は宿泊客の女子大生達にハンターのような目で見つめられていた
‥クソ
金持ちの上になんだこの恵まれた容姿は!?
エレベーターの中でマネージャーは恨めしそうに晴樹のバランスの取れた後ろ姿を眺めていた‥