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君に熱視線゚
第30章 田舎

‥はぁ…

考えても仕方ない‥


晴樹は何かして気を紛らわそうと部屋を見渡してみたが何をしていいか思い浮かばなかった‥


晴樹はただ、ひたすらに苗に会うことばかりを考えこの地にきたのだ。

だからしてそれ以外の予定を何も立てていない



‥やばいな

このまんまじゃ俺‥
退職後に妻にべったり、くっついて回る濡れ落ち葉の旦那みたいじゃん



著者もそぅ思う


晴樹はそんな自分の現状に密かに焦っていた‥



‥よしっ!

せっかくのバカンスだ!
游ぎにでも行くか!!







晴樹はホテルの中のショップで海パンを購入し、ビーチに向かった‥














──っ…考えてみりゃ男一人で游ぐ事ほど寂しいもんってないな…


晴樹は結局海には行かずホテルのプールのビーチチェアで本を読んでくつろぐ事にした


隣ではオージーがお前は日本人か?としきりに話しかけてくる‥


こういったバカンス地で優雅に読書を楽しむ日本人は滅多にいない‥
日本人の旅行は大抵が観光地を何ヶ所か回る慌ただし過ごし方だからだ。
休日の過ごし方が外人風だった晴樹は海外の人からも視線を浴びていた

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