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君に熱視線゚
第30章 田舎
そぅ‥例え5つ星ではなくても、在ってはならないこと
客が誰と泊まろうが個人のプライベートの事を詮索‥‥ましてや他の宿泊客に洩らすなどもってのほか。
‥客のレベルの低さでホテルの評価も下がるな……
星三つぅ
どころじゃねぇ!!星ゼロだ!!!
晴樹はカリカリしながら部屋に戻った。
◇◇◇
「おばちゃん!久しぶりぃはぃ!コレお母ちゃんから」
苗は夕方にお呼ばれしていた悟の家に来ていた。
「あら〜ありがとう。
悟ももうすぐ帰って来るから上がって待っててね」
苗は悟の母親に言われるまま居間に上がって悟を待った‥
‥うーむ‥相変わらず大きい家だな
苗は一年振りに訪れた悟の家を眺める。
そう実は悟の家系は古くから継がれている旧家‥
この土地のほとんどが悟の家のもの‥‥言わば大地主
悟で48代目の当主になる言ってしまえばお代官様‥世が世なら悟は若様だった
「ただいま!!
苗はもう来てる!?」
「もぅこの子は帰ってくるなり苗、苗って‥
居間に居るから着替えてらっしゃい!汗臭いんだったら軽くお風呂入るのよ!!」
悟は返事すると直ぐに風呂に直行した‥