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君に熱視線゚
第31章 幼なじみ
前に苗達と食事をしている最中に中島が自分に言った言葉を思い出した‥
あの時もたしか、俺はコイツの笑顔に魅とれていた‥
苗の笑顔を見ると自然と笑みが溢れてしまう
晴樹はつかの間の幸せを感じながら時計を確認した。
「もぅ、そろそろいいかな‥
よし、部屋行くか」
「部屋?」
「あぁ‥
部屋でディナーの準備してもらってるから。」
苗は晴樹の後をついていきながら質問していた‥
―カチャ!
「‥‥っ‥すごい部屋だね?
兄さんホントに一人で泊まってんの!??」
「どーいう意味だよそれ」
苗は部屋に通されるなり奇声をあげる。
晴樹の部屋にはディナースペースが設けられていた‥
白いテーブルクロスをかけ綺麗な花を飾られた食だいには、フルコースの前菜が用意されている
部屋にはウェイターがスタンバっていた
「‥‥うわ‥おフランス料理だ‥//」
「あぁ、たまにはいいだろ」
苗の嬉しそうな顔を確認して晴樹も席につく。
苗は珍しい料理を前に晴樹のナイフとフォークの使い方を真似ながら、一生懸命食べていた‥
「兄さんナイフの使い方上手いね!箸は下手っぴだけど‥」