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君に熱視線゚
第32章 愛着
そんな二人を周りは見ている‥‥‥
「二人してイイ体してるよね‥//」
「うん、なんかお似合いって感じ」
密かな視線を浴びている。
ナイスボディのアキに筋トレで尚更、引き締まった夏目‥
二人はまさしくお似合いと言うべきカップルだった‥
‥苗‥‥‥
夏目は街を歩きながら苗とデートした時のことを思い出す‥
すっげー楽しかった‥
映画見て大ウケする苗が可愛くてしょうがなかった‥
ケーキ食って、変な運動して‥‥‥急に泣きだして‥でも、全部すげー可愛くて‥
我慢できなくてキスした‥
いっぱいした‥‥‥
でも‥もっとしたい…
苗といっぱい色んなこと‥
デートだって‥‥‥
ほんとだったら俺の隣には苗が居たはずなのにッ――
夏目は拳を握り締め胸の痛みを堪える‥
苗‥無理だよ俺‥‥
諦めらんねぇ!
誰にも譲りたくない!!
誰にもっ――――!!
バッッ!――
「キャッ?!
な、夏目クン?」
夏目は組んでいた腕を急に振りほどいた!
「‥アキ、悪い!
俺、ちょっと用事思い出したからっ。じゃぁな!」
「えっウソ‥‥待ってよ!」
アキの声にも振り返らず夏目はバイクを止めた場所に一目散に向かった。