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君に熱視線゚
第32章 愛着
「アルバム見るか?」
「アルバム!?──見たい!!」
夏目は陸の言葉に目を輝かせる
‥幼なじみなら苗の小さい頃の写真も‥//
渡されたアルバムを手にとりワクワクしながら夏目はページを開いた──
…──キュンっ‥///‥
夏目の胸キュン音が鳴り響く
全然変わってねぇ‥//
すっげー‥可愛いッ
素っ裸で悟のチンコを引っ張り水浴びをする苗。
自分のスイカより悟のスイカにかじりつく苗。
ザリガニを笑顔で踏みつける苗。
無邪気に悪行を繰り返す幼い苗がたくさん写っている
‥苗‥‥‥
お前、密かにSだったんだな‥//
ページをめくる度にどんどん成長していく苗をドキドキしながら夏目は眺めた
少しずつ悟との写真が減り三つ子とのショットが増えていく‥
「苗姉、5才位まで田舎に預けてたんだって!
俺ら生まれてからこっちに戻ってきたらしいぞ。」
‥へぇ…
海の説明を聞きながら写真に目を向ける‥
確かに悟との写真は夏休みの風景ばかりだった‥
その中でも必ず、毎年同じ風景をバックに二人楽しそうに手を繋いで写って居る写真があった‥
まるで二人の成長の記念写真のようにそれは去年の夏にも撮影されている。