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君に熱視線゚
第32章 愛着

‥中学生になってまで手を繋ぐなよな‥//


なんとなく仲良さげな二人に妬けてしまう‥


中3の苗の隣に苗と同じ位の身長の悟‥


‥?!


夏目はふと、何かを思い出し前のページに戻った!

悟の家族と写した写真‥

どーみても、長身の家系

しかも爺さんも親父さんもソース顔‥侍の恰好が似合いそうな凛々しい面持ちをしていた

‥こいつ、

絶対いい男になるっ


晴樹のこともあってか、夏目はイケメンに対してコンプレックスを抱くようになっていた‥

ただ、苗の好みは普通と違うことを忘れているが‥

夏目は嫌な予感を確信しつつ三つ子と夜まで語った‥








「ただいま。」

夏目は夕飯を田中家でご馳走になり家に帰る。

そして、弟達に聞いた苗の携帯番号とメアドを見つめた。

田中家では普通に自分を歓迎してくれた‥
苗とも今までどおりに‥


夏目はそう願いながら苗に電話をかけた‥













♪〜

「苗――っ電話鳴ってる。」

「えー?今、手が放せないだょ、兄さん代わりに出て!!」

民宿の手伝いを済ませた晴樹が居間でくつろいでいると、苗が置き去りにした携帯が鳴りだした‥

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