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君に熱視線゚
第33章 夏祭り
髪をオールバックにセットし、渋い柄の浴衣を着た晴樹は案外、苗好みだったようだ
そう、苗の好みはルパン似の拓海や秘書の村井‥
甘いマスクより渋めの大人系。
ちょい悪が好みだった‥
そして晴樹は苗のシンプルなポニーテールにドキドキしていた‥‥
‥なえ‥//
ホントに肌、白いな
白いうなじがあらわになって形のいい耳がまともに見える‥
普段、日の目を見ないその部分は妙に色気だっていた…
この間さんざん熱いキスをしたその部分に晴樹は再び興奮を覚える‥
ポニーテールの幼さと浴衣の大人っぽさのミスマッチにもはや気分はロリ好きのハレンチおじさんのようだった
日も落ちたくさんの照明で照らされる中、晴樹達も祭りに向かう人々にまぎれ歩いて行く‥
「苗‥」
「‥ん?‥//」
呼びかけて顔を向けた苗の顔がほんのり赤い‥
「‥なんでお前そんな顔赤いんだ!?‥//」
「わかんないだょ‥//」
いいながら晴樹もつられて赤くなっている
「‥‥混んでるから‥
はぐれないように手でも繋ぐか?‥//」
「ぅん‥//」
何か理由をつけないと手を繋ぐことができない晴樹は苗の返事を確認してから手を握った‥
‥なんか‥
すごい調子狂うっ…//