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君に熱視線゚
第34章 誤解
苗は夏目に小銭入れを手渡すと、目の前に並べてあった洗剤を2個とって差し出す‥
「‥ん?」
「これ買ってきて」
「コレ!?‥‥わかった」
夏目は苗に言われるまま洗剤を買いにレジに向かった‥
「はぃ‥
これでいいのか?」
「‥‥‥ぅん‥ありがと。あとね、
コレを持って帰らなきゃなんないだょ‥」
「…俺でよければ送って行くよ‥//」
「ホントに!??
さすが大ちゃん!!
やっぱ持つべきものはティーチャーだね!」
‥ティーチャー…
満面の笑みを浮かべて言う苗に夏目は引きつる笑みを返した。
‥そ‥か…
そうだよな‥
フラレたからって離れる必要なんかないもんな‥
「苗‥」
「ん?」
「俺のこと嫌いじゃない?」
「なして?
嫌いじゃないょ」
「‥ホントに?
あんな勝手に告って一方的に別れるって言ったのに?」
夏目は歩きながら苗を見つめる