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君に熱視線゚
第35章 バカンス
‥なにグチグチ言ってんだ!?あいつ
しゃがみ込んだまま苗にグチグチ言ってる夏目の様子を晴樹は呆れながら伺っていた‥
「‥俺‥
先輩と居ると自分がすごくダメな奴に思えて落ち込んじまうょ‥‥‥」
「んなことないだょっ
ティーチャーはティーチャーだょ!」
「‥‥」
苗なりの精一杯の慰め方だった
「苗‥」
「なに?」
「俺、
汗かいたから気分転換に海入りたい‥‥‥」
「‥‥うん!!わかった
海付き合うよ」
「苗と二人がぃぃ‥//」
「うんうん!
よしよしッわかっただょ」
拗ねた目で言う夏目の要望を苗はすんなり聞き入れてしまった‥
‥フフ‥‥‥ょしっ!
夏目は心でガッツポーズを決めていた‥
「まぁだ、拗ねてんのかよ?たかがバレーに負けたくらいでっ」
二人が何を話してるか聞こえていなかった晴樹はいつまでもしゃがんで話す二人に割って入る。
「兄さん!
苗達、汗かいたから気分転換に泳いでくるよ!
兄さんは由美の話し相手してあげて!」
「──!?ッ」
‥は!?なんだそれっ…
そして苗の言葉にキレ始めた
「ほらっティーチャー!行こっ」