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君に熱視線゚
第35章 バカンス
「‥//‥マジでいい!?
‥俺──っ…すっげー張り切っちゃうけどいい!?」
夏目は苗の顔を覗き込む!
「ぅ うん‥
すごいじゃん‥そんなに張り切ったら五輪も夢じゃないだょきっと」
「そ‥そかな?‥//」
夏目は嬉しさで高揚した顔を苗に向けている
「苗‥//
じゃあ‥大会の応援にも来てくれる?」
「応援?‥うん、お弁当作って持ってくよ!エビチリいっぱい作ってあげる」
「ホントに?‥//」
「うん!!」
「‥なえ‥‥」
――‥きゅぅ‥//‥――
苗の無邪気な笑顔に夏目の胸が締め付けられた
‥くそやっぱめちゃ可愛いッッ
夏目は気軽にそう言ってくれる苗をジッと見つめ返した
「───//‥苗‥
じ、…じゃ…あ…頑張っての変わりに‥//」
「変わりに?‥」
「…ち、……//」
「ち?‥」
妙に鼻息の荒くなる夏目に苗は聞き返す
「ち‥‥‥
ちゅぅしてっ‥‥
欲しい──ッ…!!」
「‥‥‥だ‥いちゃん?」
‥ちゅぅしたい!
苗とすッげぇちゅぅしたい!!
夏目の勢いに苗は目を見開き唖然としていた