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君に熱視線゚
第37章 学園祭
「はーぃ、準備できたら写真撮ってくから教えて!」
「きゃーっ!こっちも写してぇ!!」
晴樹を取り囲み花が咲いた声を上げる。
‥なに!?
「俺は絶対撮るんじゃねぇぞっ!!」
後ろでキャーキャー騒ぐ女子に晴樹は釘を刺す‥
学園祭の記念に貼り出される為の写真が校内の至るところで撮られていた‥
‥こんな姿、写真に残るなんて冗談じゃないっ!!
晴樹は目を光らせながら行動していた
「おーさすが、マンモス校になっただけはあるな
生徒だけでスゲー賑やかじゃん!!」
「そうですね。」
学園祭が始まり、一般客や保護者達がちらほらと学園に訪れ始める‥
そして招かれざる客も‥
「んで、マシュマロのクラスは何の催し物だって?」
「なんか、水飴煎餅とチョコバナナやらを販売するらしいです。」
「水飴せんべい?へぇ、懐かしいな!!
よし、余りそうだったら買い占めてやるかっ
どうせ武さんもそのつもりなんだろ?」
「‥//」
そう‥‥招かれざる客‥
それは、到底こんな学園祭という雰囲気が似合いそうもないあの二人‥
極道一家、鬼頭組の跡目
鬼頭 貴志とその幹部
近藤 武‥。
苗は武にメールを送り学園祭に招待していたのだ。