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君に熱視線゚
第37章 学園祭
「聞こえにくい?
あぁ、わかったちょっと待て‥」
晴樹は周りを見渡し静かそうな場所を探す‥
そして目についたのは
“店内携帯通話禁止”のステッカー‥
―ガラッ
晴樹は仕方なく教室を出た…
「悪い、これなら聞こえるか!??‥」
携帯を耳に当て大きな声で呼びかける
「あぁ十分聞こえる」
「───…っ…!
・・・お前‥ら‥//」
携帯を通さず背後から直で聞こえてきた貴志の声に晴樹はゆっくりと振り向き唖然としていた
努力も虚しく結局、晴樹は皆を萌えカフェに入れるしかなかったのだ…。
「いやー!しかしすげーなこの繁盛ぶりっ
そしてお前のこのいでたち!!」
「‥‥うるせー!なんで来たんだよ!!‥//」
晴樹は満面の笑みで言う貴志に不機嫌そうに言っている
「あぁ、マシューから武さんに連絡があってさ。」
‥なに?苗のやついつの間に武さんと連絡取り合ったんだ!?
晴樹は苗をジロっと睨む
苗はそんな晴樹から目を反らしターゲットに焦点を合わせるように寅さん帽子の向きを変えていた‥