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君に熱視線゚
第37章 学園祭
そう、この寅さん帽子にも小型カメラを取り付けてある‥
依頼主はマツシマ電気の娘‥こういった機器は簡単に手に入れられる。
そして苗は側で貴志と立ち話しをする晴樹の足元にトランクケースをそっと移動させスカートの中も盗撮していた
「大ちゃんは何頼んだの?」
相席で一緒に座っている夏目に苗はお勧めを聞いている
「俺はアイスコーヒーだけ飲んだ。
苗これにしろよ!俺奢るから!!」
「んーなになに?
ミラクルミルクと
ラブラブサンド!?‥美味しかったの?」
「ああ!!」
ニヤリとほくそ笑む夏目に晴樹も笑って返す‥
「好きに頼め。
どうせ俺は今から午後の奴らと交代だからな」
‥チッくそ、苗に見せてやろうと思ったのに‥
ふんっと鼻を鳴らしてざまみろなんて笑みを浮かべる。
そんな晴樹に夏目がくやしがったのもつかの間‥
晴樹は裏方に呼ばれ午前の部、最後の注文の品を運ばされる‥
「お待たせしましたご主人様っ‥
ミラクルミルクと
ラブラブサンドでございますっ‥//」
夏目がとめるのも訊かずにやっちんが密かに追加注文した品だった…