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君に熱視線゚
第37章 学園祭
‥晴樹‥‥
お前の根性はすげーな‥
貴志達は目の前でヤケクソに萌えポーズをとりラブリーなセリフを吐く財閥御曹司に痛々しい眼差しを向ける‥
そして苗は───
「うぉ
すごいよ兄さん!!」
やっちんと同様‥興奮しながら隠し撮りを続けていた
「苗!お前も写真撮るか?」
「え写真?‥」
午前の部の役割を終えて休憩に入りメイド服からブレザーに着替えた晴樹が言う‥
「あぁ、女性客はサービスでメイド服きて写真撮ってやってる。どうする?」
「メイド服‥‥
でもサイズが‥」
「ばか、男も着れるサイズがあるのにお前が着れないはずないだろ?写真撮りたかったら頼んでやるけど‥」
「‥ぅ‥ん‥//」
「着ればいいじゃん!
苗なら絶対似合うって!!
俺一緒に撮りたい‥//」
返事を渋る苗に夏目が勧めてくる
‥苗のメイド、絶対に可愛い‥//
『うふ‥ご主人様っ
お風呂も用意出来ておりますぅ
今夜もお背中流して差し上げますわっ』
へらっと顔を崩した夏目の頭の中をメイド姿の萌え苗が飛び交う‥
ご存知夏目の妄想タイムだった
「お、マシュー似合うじゃん!!」