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君に熱視線゚
第38章 学園祭*付録

晴樹達のお陰で煎餅屋の売り上げもだいぶ上がり一先ず目標を達成している。


そして休憩に入り一休みしているとまた、夏目の携帯がなった‥

「あっやべ、克也!俺達交代の時間だわ!」


夏目達はそう言うと慌てて席を立ち自分達の教室に帰って行く。
その後ろ姿を見て晴樹は苗に尋ねた‥


「アイツんとこは何するんだ?」


苗からの説明を受け晴樹は密かにニヤリとほくそ笑む。


「‥‥‥そうか…──

射的屋ね‥‥‥

じゃあ苗、せっかく夏目も手伝ってくれたんだから売り上げ協力してやんなきゃな!」

「──‥うん、それもそだね!」


そして晴樹達はみんなで連れ立って夏目のクラスに向かった‥













――‥ゲッッ、来やがった!?


自分達の模擬店に現れた晴樹に夏目は焦る!


ニヤニヤと笑みを溢す晴樹に背筋が凍る‥

‥こいつ!──
絶対仕返しに来やがった!!


夏目は晴樹の目的をとっさに感じとっていた



「じゃあ的(マト)役の人は早く準備して並んでね!!」



係に促され夏目は仕方なく射的台の的に並ぶ


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