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君に熱視線゚
第38章 学園祭*付録
台から顔をモグラのように出して番号の書いてある旗を被っているヘルメットに差している──
そして顔にはゴーグルを装着していた‥
「頭についている旗を狙って下さい。
弾は1ゲーム5弾まで撃てます。
旗に当たったら書いてある番号の景品と引換で、それ以外はティッシュになります」
「ティッシュねわかったよ。じゃあ2ゲームやるから‥」
ゲームの説明を聞き晴樹は苗の分のゲーム料金を払うと先に苗にゲームを譲る。
「苗は何が欲しいんだ?」
消しゴムで作られた弾を手にしパチンコを構える苗に晴樹は構え方を教えながら聞く
「えっとね、DSとUFJ招待券!!」
「USJだろ
銀行に招待されてどうすんだよ!?」
「いーだよどっちでも!!
集中出来ないから兄さん離れててよ!!」
小うるさい晴樹を苗は追い払う
「何だよ人がせっかく‥」
晴樹はそうブツブツ言いながら苗から距離を置いて眺めていた‥
そして、DSとUSJ招待券と聞いて由美と克也は焦る!そしてやっちんも
苗の欲しい景品は二人の旗に書かれた番号だったのだ
その片隅で夏目はホッと息をついていた‥