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君に熱視線゚
第38章 学園祭*付録
晴樹にそう聞かれ苗は即座に返事する!!
そう、苗の家は言わずと知れた10人家族‥石鹸なんて瞬く間に使いきってしまう
夏目の旗に書かれた景品は石鹸12個入りのセットだった。
‥ジャンケンであんまり狙われない景品をせっかく勝ちとったのに・・・
夏目は石鹸を楽しみに待つ苗を切な気に見つめていた
そして晴樹の言葉に目を見張る!!
「あーでも大丈夫かなぁ〜
さっきので集中力だいぶ使ったからなぁ〜‥クスッ‥
手元が狂うかもしんねぇ‥
苗、外したらごめんな!」
そう言う晴樹に苗は頷き返す
‥くぅっそッッ!こいつ
夏目に不敵な笑みを向け、晴樹はニヤニヤした顔をキュッと引き締めてパチンコを構える―――
焦点は確実に‥
ゴーグルから少しだけ見える生肌‥夏目の顔に絞られていた‥
―ピシュッッー!‥
‥ビシッ!!!
「いでぇっ」
「あ、悪いな。」
晴樹は簡単に詫びると構わず4発目を構える!
―ピシュッッー!‥
‥ビシッ!!!「ぬぁっ痛ぇ!!」
「あ、またまた悪いな。」
‥クソッまじ痛ぇっ
夏目は険しい表情を晴樹に向ける
そして、最後の五発目が空を切り夏目の旗を射抜いていた・・・